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星めぐりの白菜餃子｜地球を600周した白菜の種

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宮城県塩竈市の浦戸諸島　ここは「日本の白菜の種のふるさと」として知られ、野々島「島ノ畑」では大正期から続く白菜の採種が続けられています。

震災から10年を機に立ち上げられた「東北復興宇宙ミッション事業（ワンアース）」によって、松島白菜の種は2021年、国際宇宙ステーシに打ち上げられ、地球を約600周して地球に帰還しました。

アブラナ科植物の白菜は、春になると一斉に菜の花を咲かせます。甚大な被害を受けた浦戸野々島の畑でも震災翌年の2012年春には白菜の菜の花が咲き、星の数ほどのたくさんの種を宿しました。その種には地元出身の宮澤賢治の思いも重ねられ「星めぐりの白菜」と名付けられ、シオーモ（塩釜）の島々の採種文化の保存活動に活用されています。

地元塩竈の食品メーカーの蜂屋食品㈱では、この白菜を原料として餃子を製造することにしました。

震災から10年以上が経過した今宵も、シオーモの島の浜辺から見上げる夜空には月が優しく美しく輝いています。シオーモの月をイメージした月型の餃子には、星めぐりの白菜とともにふるさとへの愛もたっぷり包み込んでいます。
星めぐりの白菜餃子「シオーモの月」がふるさとを愛する皆様の食卓で優しく美しく輝きますように。

◆品番◆　a-201